【2020年版】WordPressで記事に公開期限を設定できるプラグイン「Post Expirator」

WordPressで記事に公開期限を設定できるプラグイン「Post Expirator」 ホームページ制作

WordPressでクライアントのサイトを作っていると多いのが「記事が指定した日時で自動的に削除されるようにならないか」という相談。

WordPressにはデフォルトで記事に公開期限を設定することができませんが、「Post Expirator(ポスト エクスピレーター)」というプラグインを入れると可能になります。

https://ja.wordpress.org/plugins/post-expirator/

上記URLからダウンロードしてサーバへアップロードするか、管理画面のプラグインの画面より検索・ダウンロードしてインストール・有効化します。

Post Expiratorの特徴

デフォルトの公開期限の変更が可能

Post Expiratorの初期設定期間

Post Expiratorでは、公開期限のデフォルトは「なし」となっています。

また、設定を「カスタム」にして、たとえば「+1 year」と入力すれば、本来の公開日時の1年後がデフォルトになります。

記事ごとにそのデフォルトからさらに公開期限の日時を変更することができます。

設定値 説明
なし 記事の公開日時がデフォルトの値になっていて、そこから自由に変更できる。
カスタム 記事の公開日時を基準に「+1 year」「+3 month」といった入力値に応じた日時がデフォルトの公開期限になる。
投稿/固定ページ公開日時 記事の公開日時=公開期限になる。

「投稿/固定ページ公開日時」の設定は何のために使うのかよく分かりませんが、「なし」または「カスタム」を使うといいと思います。

投稿タイプごとに細かい設定が可能

Post Expiratorは投稿タイプごとにアクションを設定することができます

投稿タイプごとに、そもそもPost Expiratorの機能を使うか、期限切れになったときにどう処理するか、などを設定することができます。公開期限の設定が不要な投稿タイプで誤って公開期限をつけてしまうなどのミスを防げます。

詳しくは以下の表を参照。

設定値 内容
有効状態 この投稿タイプでPost Expiratorの機能を使うかどうか。
期限切れ時の処理 期限切れになった記事をどう処理するか。
「下書き」「削除」「非公開」などにすることができる。
自動で有効化しますか? 記事ごとに、初めから公開期限が有効になっている状態にするかどうか。
「有効」の場合は記事の投稿画面で「投稿有効期限を設定する」にチェックが入る。
タクソノミー 公開期限が切れたときに使用するタクソノミーを設定します。
Who to notify 公開期限が切れたときに通知するメールアドレスを入力します。
複数のメールアドレスを設定したい場合はコンマ区切りに入力。

まとめ

Post Expiratorは、イベントの告知用記事などあらかじめ公開期限を設けておきたい場合や、サイト内のページが膨大になるのを防ぐためにある程度古くなった記事を自動的に削除できるようにしておきたい場合などに役に立つプラグインです。

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