フリーランスWebデザイナーが読んでおくべき書籍3選

フリーランスWebデザイナーが読んでおくべき書籍3選 情報収集

いざ「フリーランスになろう!」と決めてインターネットでいろいろ調べようとしても、見つけたサイトに欲しい情報が網羅されていなかったり、GoogleやYahoo!の検索結果にかなり古い記事も混ざっていて欲しい情報にすぐに辿り着けない場合があります。

インターネットではなく書籍で情報や知識を収集するメリットとしては

  • 情報に一貫性があり、正確性・信ぴょう性が高い
  • ネットの情報は誰でも見れるが、書籍だと買って(または借りて)読んだ人だけしか情報をインプットできない

といったことが挙げられます。とくに情報の信ぴょう性という点ですが、インターネットに上がってる情報は質が良くなかったり、そもそも真実ではない、日本語がおかしくニュアンスが読み取れないなど情報を収集する際には注意が必要です。

今回は、僕が会社員を辞めてフリーランスWebデザイナーを目指す際に購入して読んだ本をまとめてご紹介したいと思います。

僕がフリーランスWebデザイナーになるときに読んだ書籍まとめ

会社に雇われずにフリーで働く!と決めたら読む本

フリーランスで働こうと思ったときに最初に買ってみた本がこちらです。主な内容としては次のような流れで掲載されています。

  • 会社員とフリーランスの根本的な違い、フリーランスのリスクについて。
  • フリーランスにまつわるお金の話。収入、売上管理、税金、確定申告、健康保険などについて。
  • 自分をどういうふうにPRするか?フリーランスのセルフブランディングについて。
  • 複数のキャッシュポイント(収入源)の確保など、フリーランスの営業術について。
  • 孤独なフリーランスがどうやって人脈をつくるか、について。
  • フリーランスを長く続けていくために必要な仕事のやり方について。

とくに、キャッシュポイント(収集源)を3つ以上確保しようという話が印象的でした。僕もWebデザイナーとしての業務を中心に、ストックフォト・ストックイラスト、ブログ(アフィリエイト)なども同時に取り組むことで収入源を分散しています。

基本的には文字だけで構成されていますが、収入や税金・確定申告の仕組みなど複雑な内容のときは適宜図解が挿入されています。会社員をやめよう!と思ったときではなく、フリーランスってどんなものだろう?と興味が湧いた方はぜひ読んでみるといいでしょう。

著者 立野井 一恵
初版 2018年2月26日

何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください!

フリーランスになったら、これまで会社がやってくれていたお金のことをすべて自分でやらないといけなくなります。こちらは実際に会社員からフリーランスになった漫画家のあんじゅ先生こと若林杏樹さんと税理士の大河内薫さんが書かれた本なのですが、マンガ形式になっていてとても読みやすく、頭にスイスイと内容が入ってくるので、楽しくお金の勉強をすることができます。

この本で分かることは、

  • お金にまつわる、会社員とフリーランスとの違い
  • 開業前・開業後にやることまとめ
  • 知っておくべき4つの税金(所得税・住民税・事業税・消費税)とそれぞれの納めるタイミング
  • 控除の種類・仕組み
  • 社会保険制度(国民健康保険や国民年金)について
  • 経費や領収書・家事按分について
  • 確定申告(白色申告・青色申告)と会計ソフトについて
  • 節税の方法(ふるさと納税など)

など、基本的かつ重要なことばかり。フリーランスになろうとするなら、必ず読んでおきたい本です。

著者 大河内 薫/若林 杏樹
初版 2018年11月8日

Google Adsense マネタイズの教科書[完全版]

Google AdSenseは、クリック型課金広告のひとつで、Webページ上に広告を掲載し、それがクリックされると報酬を得ることができるというものです。おもにGoogle AdSenseの広告はおもにブログや無料で利用できるWebサービスなどに掲載されていることが多いため、通常のWebデザイナーにはあまり関係ないように思われるかもしれませんが、SEOやコンテンツの構成などについても書かれているため勉強になる一冊です。

著者 のんくら(早川 修)・a-ki・石田 健介・染谷 昌利
初版 2018年11月20日

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